人はひとりでは生きていけません。
ほかの人といっしょに生活をすることで生きていけるのです。
そして、ほかの人と生活することが、社会をつくっていくのです。
社会のいちばん小さな単位が家族でしょう。友達、地域、国、世界と社会は広がります。
社会ができると、毎日さまざまなできごとが起こります。
また、産業が発達すると、便利になる半面、公害や地球温暖化の問題も出てきます。
人が生きて生活すれば、必ず何かが起こります。その起きたことが「ニュース」なのです。
ニュースを知り、なぜこのニュースが起きたのかを知ることは、社会を知ることなのです。
いま、起きていることを知ることは、将来、何が起きるのだろうかということを考えるヒントにもなります。
テレビや新聞のニュースを見て、「難しい」「自分には関係ない」と思っていませんか?N検を受けると、「難しい」と思っていたニュースが「分かる!」ようになります。実際、N検を受けた人の83%が「ニュースがよくわかるようになった」と答えています。
中学入試では、ほとんどの学校で時事問題が出題され、差がつきやすい分野とされています。N検合格のために勉強をすることで、入試に必要な力も身につきます。
N検の問題には、社会科や他の教科で習うことがたくさん出てきます。また、N検の合格のために勉強したことは、社会科の授業やテストで役立ちます。 社会科が得意な人も、テストで良い点をとりたい人も、みんなで一緒に挑戦してみましょう。
中学入試で「時事問題」の出題が増えているのは、世の中についての理解や知的好奇心が、入学後の学力、人間形成の両面で大いに役立つと考える中学校が増えているからです。国語や算数で受験者間の力の差がなくなるほど、普段勉強しにくい分野である時事問題の正解・不正解が合否の分かれ目になるとも言われています。また、ニュースを読み解く力は、社会科だけでなく、国語や理科、算数の長文問題を正確に読みこなす能力の養成にも役立ちます。