関東学院大学とのコラボ企画「ニュース検定を広めるためのプロモーション」最終審査が行われました

2021年2月9日(火)

 関東学院大経営学部の学生が取り組んでいた「ニュース時事能力検定試験(ニュース検定)を広めるためのプロモーション」の最終審査が2月9日、同大で開催された。15チームがファイナルに残り、審査の結果、大学生の就職活動と連携させるアイデアをまとめた「Nプロ」チームが最優秀賞に輝いた。

 同学部が県内企業などと取り組む講座の一環で、ビジネスの視点を大学教育に取り入れて学生のスキルアップを図る。

 今回はニュース検定を題材に、普及させるアイデアを練るのがテーマ。同学部の25チーム計110人がエントリーし、12月の中間審査を経て15チームが最終審査に残った。

 当日は午後1時からオンラインでのプレゼンテーションが始まり、同学部の教授らと毎日新聞社、毎日教育総合研究所のスタッフが審査に当たった。

 SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用した若者向けのPRや企業の新入社員向け企画、検定問題を活用したクイズ番組の制作、高齢者向けのアイデアといった多様な視点の企画が説明された。

 最優秀賞に選ばれた「Nプロ」チームは、学習塾へニュース検定を展開プランを中心に、学習塾のみならず受検者にもメリットが享受される仕組みを提案した。また僅差で優秀賞となった「MY就活」チームは、毎日新聞を含めたグループ会社のリソースを生かして普及させる企画が評価された。

 同学部の岩崎達也教授は「新聞やニュースを考える機会を得ることで、学生にとっては大学では学べない貴重な体験が得られたと思う。発表の内容もしっかり調査に裏付けられたものが多く、レベルが高かった。毎日新聞社、毎日教育総合研究所からの講評も、プロの言葉として学生たちの心にしっかり刺さったようだ」とコメントした。

 2020年11月12日(木)毎日新聞朝刊で掲載された特集記事は こちら