過去の検定問題

準2級出題

問1

日本と中国は2022年9月、国交正常化50年の節目を迎えます。日中関係について、正しい記述を①~④から一つ選びなさい。

1. 日中平和友好条約の後に調印された日中共同声明により、国交正常化が実現した。
2.日中の国交正常化に伴い、日本は中華民国(台湾)との国交を断った。
3.「海空連絡メカニズム」は、日中が共同で、東シナ海などで資源探しをする仕組みだ。
4.日中が推進する「戦略的互恵関係」とは、戦略兵器の共同開発を行う関係のことだ。

問2

「環太平洋パートナーシップ協定(TPP)」や「地域的な包括的経済連携(RCEP)協定」の交渉で、日本が関税撤廃の例外扱いを求めた農産物の「重要5項目」に当てはまらないものを、①~④から一つ選びなさい。

1. コメ
2.
3.オレンジ
4.牛・豚肉

問3

社会保障制度を巡る近年の動きについて、正しい記述を①~④から一つ選びなさい。

1. 公的年金の原則的な受給開始時期が「65歳」から「75歳」に引き上げられた。
2.75歳以上の後期高齢者のうち所得が一定額ある人について、医療費の窓口負担が「1割」から「2割」に引き上げられることが決まった。
3.新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、政府はオンライン診療を「再診」に限って認めているが、「初診」では認めていない。
4.生活保護受給世帯に占める「母子世帯」の割合は年々高まり、近年は5割を上回っている。

問4

新型コロナウイルスや政治などに関する不確かな情報やフェイク(偽)ニュースがSNS(ネット交流サービス)などで増えています。これについて、誤っている記述を①~④から一つ選びなさい。

1. 客観的事実より個人的感情を優先して世論が形成される風潮は「メディアスクラム」と呼ばれる。
2.SNSなどの利用を通じ、自分の考えに合う情報に囲まれやすくなる傾向が指摘される。
3.別人の動画と合成された政治家の精巧な偽動画が海外で拡散し、混乱を招いた例がある。
4.社会に出回る情報が事実かどうか客観的に検証する活動は、ファクトチェックと呼ばれる。

問5

イスラエルとパレスチナは1993年、和平に向けた「パレスチナ暫定自治宣言」に署名しました。この宣言は、イスラエルが第3次中東戦争(1967年)で占領した地域において、パレスチナ人の暫定自治を認める歴史的なものでした。この宣言の通称を①~④から一つ選びなさい。

1. サイクス・ピコ協定
2.パレスチナ分割決議
3.キャンプデービッド合意
4.オスロ合意